これまで記憶力と理解力は高いのに、自宅ではまともに勉強しない長男にどうしたもんかと思っていた僕でしたが、中学1年の学年末を迎えることになりました。
記憶力と理解力が良いことの弊害今回はやる気なのか・・・?
中学1年の集大成である学年末試験が近づいてきました。これまで長男は試験の前日に妹と工作をし始めたり、買ってあげた問題集を全く手を付けなかったりで、徐々に学年順位を落としてきました。
このままだと中学3年の頃にはどうなっちゃうんだろうと、何度も話をしてきましたが暖簾に腕押しで、どうなることかと思っていました。
ですが、何だか今回はやる気の様です。
テスト2週間前から部屋にこもって勉強をし始め、以前に買った問題集も終わらせて見せてくる。
えっ!?
えっ!?
えっ!?
昨日までそんなやる気なそぶりを見せなかったのに・・
結局、試験前日の土日も部屋にこもって試験勉強。
ちゃんと問題集とワークも終えて、余った時間を使って暗記にいそしむ。
う~ん、どうしたんだ・・・?
子供に勉強習慣をつけて欲しい理由
僕自身、平凡な学歴だけど収入はそれなりにあるので、別に偏差値の高い大学に行けば高収入になると思っていなくて(高収入になる確率は上がりますが)、どちらかと言うと社会に出てから結果に繋がる勉強を自主的に行えるようになることが大事だと思っています。
今の受験は記憶力と理解力の高さを競う試験内容に思えて、残念ながらそういった能力が高い人の方が有利に働きます。もちろん、本人の努力なしでは合格にたどり着けませんが、それでも特定の能力に偏った判定になります。まあ、勉学と言うものがそういう側面があるので仕方が無いのかもしれませんが。
ですが、ほとんどの人は学者ではなく何らかの商業に携わります。商業で高い実勢を出すには記憶力や理解力よりも、その職種ごとに求められる能力を発揮する必要があります。それはコミュニケーション能力であったり、話術であったり、管理能力であったり、発想力であったりします。そういったことは試験のように答えが無かったりするので、自分の頭で考えて答えや周りを納得させるような落としどころを提案したりする必要があるのですが、そのためには色々なことを勉強して備えることが重要になってきます。
なので、僕は子供達には課題があった時に勉強して解決方法を考える習慣をつけて欲しいと思っています。学校の勉強のできるできないは、その子が記憶力と理解力に影響するところはあるので、自分が努力することでやらなかった自分よりもやった自分の方が成長できるというのを実感して欲しいのです。
学年順位が普通であっても、努力したことで前回より順位が上がることで、努力したことで結果に繋がる経験を積んで欲しいと思っています。
今回は頑張っているので、努力が成果に繋がる経験を積んで欲しいなぁ。
学年末テストの結果来たる
学年末テストが終わり、自己評価では手ごたえありとのこと。結果はまだだけど、手ごたえがあったのは良かった。
そして、試験から2週間ほど経過して学年順位が記載された通知表が返されました。
主要3教科の順位は9位、主要5教科の順位は4位!
前回は主要3教科が21位、主要5教科が12位だったので、努力の成果が出たようです。本人も満足しているので良かったです。
生徒数は180人ぐらいなので、5教科なら上位2%ぐらいだから校内偏差値は70ぐらいですね。公立校なのでその学校の学力次第で全国偏差値は変わってきますが、十分な成績でした。
さて、次はこの成績を踏まえてこれからどうするかの話をする必要がありますね。