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歳を取ってからの著名人の訃報の感じ方

2024年に入り訃報が続く

2024年に入ってから2ヶ月ちょっと。この短い間にも僕にとっては印象深い著名人の訃報が続いています。
1月1日には経済評論家の山崎元さん。証券会社に所属する評論家の方は、その会社の利益になるようなポジショントークをするものなのですが、この方は忖度なく自分が正しいと思うことを発信する稀な方でした。書籍やYouTubeで色々なことを提言されていて、僕の株式投資の方針にも大きな影響を与えてくれました。
かなり合理的な考え方をしている人だと感じていたのですが、健康診断が好きじゃ無いようで胃カメラを飲み込むことに抵抗があったそうです。定期的に胃カメラによる検診を受けていれば、食道がんなら早期発見できたことが悔やまれます。65歳で亡くなるのは早すぎますね。
1月4日には写真家の篠山紀信さん。僕の世代では当時トップアイドルであった宮沢りえのヌード写真集のカメラマンであったことが印象深いです。83歳でしたので平均よりは若干早いです。
1月11日には演歌歌手の小金沢昇司さん。僕が高校生ぐらいの頃に口腔用ヨード剤「フィニッシュコーワ」のテレビコマーシャルで「歌手の小金沢君」として頻繁に目にしました。僕は演歌に興味が無かったので、歌についての印象はありませんが、今でもあのCMは覚えています。65歳で亡くなられましたが、これまた早すぎます。
1月16日にはタレントのエスパー伊藤さん。僕が学生時代にテレビでよく見目にすることがあり、あの何とも言えない芸風に楽しませてもらいました。ここ近年は体調を崩しておられていましたが、芸能界復帰を望んでいたのが叶わずに残念です。63歳という年齢も若すぎます。
1月20日には同じくタレントの南部虎弾さん。ダチョウ俱楽部の初代リーダーだったそうですが、僕は電撃ネットワークで過激な芸をしていた印象が強いです。当時はテレビでよく見かけましたが、今だとあの過激なパフォーマンスは放映するのが難しかったりするのかな?72歳で亡くなられたのも早いですね。
3月1日には漫画家の鳥山明さん。僕が小学校の頃はDr.スランプが、中学から大学まではドラゴンボールがジャンプにて連載されていました。週に1回の楽しみでしたし、友達との共通の話題になっていたので、これらの漫画をリアルタイムで読めたのは幸せだったと思います。68歳という若さで亡くなられたのは非常に残念です。
3月4日には声優のTARAKOさん。ちびまる子ちゃんのまる子といえば、この人の声が定着しすぎているので、現場は大変なことになっているでしょう。2代目に抜擢された人もプレッシャーが凄そうです。声優の方は80歳を過ぎても現役だったりするので、63歳で亡くなるのは衝撃が大きいですね。

ステバチ
ステバチ

60代は早すぎない・・・!?

子供の頃の訃報の感じ方と今の感じ方

子供の頃、テレビで著名人の訃報がニュースになると、親は驚いていましたが僕は誰だか全く分からなかったので、何を驚いているのか良く分からない状態でした。
この歳になると、若い頃から良く知った著名人の訃報を耳にすることが多くなり、こんな毎月に何人も亡くなっていくものなのかと驚きます。昨今の訃報に僕と妻は驚いていますが、子供たちは誰だか良く知らないので、当時の僕のように親が何に驚いているか良く分からない様子です。こうして、世代交代が進んでいくんだろうな。
ただ、僕の良く知った著名人は僕よりも10~20歳年上だったりするため、亡くなるにはまだ早い人が多いことから衝撃を受けているところはあります。60代でも普通に亡くなることがあるので、日々の健康管理と人生はいつ終わるか分からないという意識を常に持って生活していくことが大事なんだと思います。

ステバチ
ステバチ

今の生活が永遠に続くように思えることがあるけど、人生の終わりは思ったよりも早く来るかもしれないと意識しておくことも大事だよなぁ。