2023年4月に日本初入港
今より1年ほど前になりますが、以前より乗ってみたかったクルーズ船での旅行に行ってみました。この時はMSCベリッシマが日本初入港となり、ニュースでも取り上げられていました。クルーズ船といえばコロナ時に横浜港で船から降りられなくなったニュースで話題となりました。僕や妻はクルーズ船とはお金持ちが乗る謎の船旅ぐらいに思っていたのですが、興味を持った妻が色々と価格帯を調べてみたところ、大型船は少し贅沢な旅行ぐらいの費用で済むことが分かりました。
大人2名、子供2名で内側客室だと一人1日に1万5千円程度なので、交通費・食事・ホテルが含まれていると考えると割安とも思えました。
8泊9日、家族4人で60万円ぐらいなので、海外に行くよりも安いかも!
コロナ蔓延で2回の延期
今回の搭乗に至るまで、実は2回も航海の延期がありました。当初の予定では2022年4月に行くはずだったのですが、コロナ蔓延により欠航となり、航海ルートも時期も変更されたプランに申し込むも、またもやコロナ蔓延で延期となり、結局、当初の予定より1年遅れての乗船となりました。
待ちすぎて、当日になっても行く実感がなかったな・・・
1日目は搭乗と船内散策
こういった大型客船は初日と最終日は搭乗と下船で1日が終わってしまいます。乗客定員が5千人を超えるので、時間をずらしながらの搭乗となります。クルーズ船の多くは横浜大さん橋国際客船ターミナルから搭乗することが多いようですが、MSCベリッシマは船が大きすぎて横浜ベイブリッジを潜れないので大黒ふ頭客船ターミナルからの搭乗となります。
大黒ふ頭までは直接行っても良いのですが、交通の便が悪いので山下公園に用意してくれた送迎バスに乗って向かうことにしました。
ターミナルで搭乗手続きを終えると巨大な船が目の前に現れます。船なのに19階建てというとんでもない大きさです。遠くから見るとマンションのように見えます。
船内からは横浜ベイブリッジが同じ目線で見ることが出来ます。この高さと距離で見れる機会はなかなか無いですね。
船内には複数のプールと多数のプールサイドベッドがあります。プールサイドベッドの数は余裕をもって設置されているので、どこも使えないといった状況にはならなかったです。最終日の下船時だけは一斉に部屋から出て、各自の時間まで待機するため座れない状態でしたが、それ以外では自由に使うことが出来ました。
船内の中央にあるスワロフスキーの階段。ここからレストラン、ショップ、シアター、カジノへ向かうことが出来ます。演奏が頻繁に行われていたりと、僕の日常にはない風景です。
夕食はビュッフェで自由に取ることもできますし、予め決まった時間にレストランへ行くとコース料理を食べることが出来ます。これらがクルーズ料金に含まれているのはありがたいです。コース料理なんて結婚式ぐらいでしか食べる機会がなかったのですが、ここにいると毎日がコース料理という異世界です。
夕食後にショップを散策。ブランド物や有料レストランが立ち並びます。ここにいると、とても船の中にいる気はせず、どこかのショッピングモールに来たかのように錯覚します。
明日はどこにも入港せず、一日中航海となります。
世の中にこんな船があったなんて驚きだ・・・