今月に帰省予定だったんだけど
今から1年近く前になりますが、その月に家族で帰省する予定だったところに父親からメールがありました。
お母さんにすい臓がんが見つかりました。
まだ検査結果は出ていませんが、かなり悪い模様。
まじかっ!?
数週間後には家族で旅行のお土産を持って顔を見せに行くところだったのですが、予定外の事態となってしまいました。母は検査入院で暫く帰って来れないようで、父は身体が不自由で介護が必要な状態であるため、母が戻るまで兄が父の世話をすることになりました。数日後に連絡があり、すい臓がんは既に各所へ転移しており、治療をしなければ余命半年、治療をしても余命1年とのこと。
なかなか厳しい結果です。
予定の狂った父
父は3年ほど前から自分がボケてしまったり亡くなったりした場合の遺産の意向について、僕や兄に話をしてきました。父は母より5歳年上であり、既に寝たきりに近い状態であったため、順当に行けば自分が最初に亡くなるはずと考えて色々と死んだ後の意向を書類にまとめていました。
僕自身も父が亡くなった後に母が亡くなるんだろうと漠然と思っていたので、想定していない状況となってしまいました。
父は自分が生きている間は母が世話をしてくれる想定だったので、かなり動揺しているようでした。
まあ、そうだよね。
人が亡くなるタイミングは本当に予期できないな・・・
すい臓がんについて
母はすい臓がんがステージ4になるまで気づかなかったそうで、そもそもすい臓がんってどんなものかと調べてみました。
どうやらすい臓がんは自覚症状が無いまま進行するため、発見が遅れやすいことで知られているそうです。
すい臓のどの部分に発生するかでも自覚症状が異なるらしく、食欲が低下して著しい体重減少が見られてから発見された場合は治療が極めて困難とのこと。
じゃあ、早期発見ができるかというとエコー検査でもすい臓は胃の裏側の深い部位にあるため、十分に観察できない場合があるようです。そのため、胃カメラの先端に設置した超音波装置などを使う検査方法(超音波内視鏡 )なら高い精度で検出できるとか。
胃カメラに超音波装置って・・・、どこの病院でも対応できる話ではなさそうですね。
エコー検査でも発見しにくいってことは、普通の健康診断なんかじゃ絶対に早期発見は出来ないでしょう。
すい臓がんは血縁者にすい臓がん経験者がいることが原因の1つとされているので、僕もすい臓がんのリスクが高いことになります。男性は60代で罹患リスクが一気に高まるとの話がありましたので、どこかのタイミングで超音波内視鏡 を半年に1回受けるなどを検討しないと駄目かもなぁ。