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高校時代にバイトを止められた件

中学の友人に誘われて

今から30年以上も前になりますが、僕が高校に入学して暫くしてから同じ中学校だった友人からコンビニのバイトを一緒にやらないかと誘われました。中学生の頃には出来なかったアルバイト。月々のお小遣いを簡単に凌駕するアルバイト。これまで親から与えられるお小遣いの範囲内でしかものを買えなかったのですが、自分で稼げるというのはとても魅力的でした。
そんな心境だったので二つ返事で友人とコンビニへアルバイトの件で話を聞きに行き、後日面接をすることになりました。

ステバチ:16歳
ステバチ:16歳

自分でお金を稼げるなんて凄い!!
月々のお小遣いなんて目じゃないぜ!

親に諭される

ここまで僕はアルバイトの事を親に話さずに進めていました。そして、自分から親に伝えたのか、面談先から電話がかかってきたらかだったか、経緯は忘れましたが親に知られることになりました(そりゃそーだ)。

父

アルバイトを勝手に始めようとしているようだけど、君はアルバイトなんてしている場合なのか?

ステバチ:16歳
ステバチ:16歳

・・・・

父からは僕はアルバイトなんてしている場合じゃないんじゃないのかと諭されました。というのも、僕は大学付属の高校へ進学したのですが、その高校では在学生の成績上位半分が大学への推薦を貰え、それ以外の多くが同大学の夜間への推薦が貰えるシステムでした。入学直後に実力診断テストが校内で行われたのですが、僕の成績は520人中490位ぐらいという凄惨たるものでした。

ステバチ:16歳
ステバチ:16歳

受験時の合格判定30%だったのに合格したので、まあそんなもんだよね。

折角、実力以上の大学付属へ進学したのに、推薦貰えなくてどうすんのという至極真っ当な指摘を受けて、止む無くアルバイトは諦めることにしました。その後は真面目に勉強して少しずつ順位を上げていき、卒業するころには最高で18位ぐらいまでとなり、無事に希望の学部への推薦を手に入れることが出来ました。
大学推薦は3年生の9月に出たので、それが出たことで僕はアルバイトを始めることにしたのでした。

高校時代のアルバイトについて

高校時代にアルバイトをしている友人を羨ましく思ったりもしましたが、家庭の事情でもない限りは高校時代にアルバイトをしなくても良いよなぁと、今では思いますね。特に大学進学を考えているなら、するのはアルバイトじゃなく勉強ですし。社会に出れば働かないと生活できない状態が長く続くので、学生のうちぐらいは違うことに時間を使った方が良いですね。
大学生ぐらいになったなら、ある程度はアルバイトをして社会経験を積むことも必要ですし、社会にでてアルバイトの収入がいかに割に合わないものかと実感するのも必要だと思います。ともあれ、自分の子どもたちには大学進学をするつもりであれば、進学が決まるまでアルバイトはさせたくないですね。

ステバチ
ステバチ

もうすぐ仕事を始めて27年目。
60歳で早めのリタイアをしても、あと10年ぐらい働かなきゃならん。。。
高校時代はアルバイトなんてしている場合じゃないよなぁ。